
月末になるとなぜかいつも口座が空っぽ
そろそろ貯金もしたいから節約したいけどどうやったらいいのかな?
おすすめの節約方法がしりたい
そのような悩みをお持ちではありませんか?
節約をする上では自分が何にいくら使っているのかを把握し見直さなければなりません。
支出には大きく2種類あります。
- 毎月金額がある程度固定される「固定費」(例)家賃、サブスク、保険等
- 毎月金額がある程度変動する「変動費」(例)食費、交友費、趣味等
この2つはそれぞれ見直し方が変わってきます。
今回はそんな支出の見直しポイントについて具体例を交えながら解説していきたいと思います。
この記事を読みながらご自身の家計簿を見直していく事であなたが何にお金を使いすぎているのかが見えてきます。
さらに具体的に支出を減らしていくアドバイスも行っていきます。
生活費の相場はどのくらい?

まず初めに1か月あたりの生活費の平均値を紹介しておきます。
支出の見直しにおいて比較対象があった方が見直しやすいですよね。
ここでは単身者世帯を例に考えていきます。
食費:35418
光熱費:7675
生活用品:6954
被服:6509
保険医療費:4683
交通費:13092
通信費:7059
娯楽費:19839
その他:(美容・交際):20803
計:122032
この金額を基準に1つずつ見直していきましょう。
光熱費や通信費(スマホ)等固定費の見直しについては『固定費見直しの記事』にて解説していますのでそちらを参照ください。
次からは主に食費や娯楽費、浪費など毎月変動しやすいお金(以降変動費)の削減やコントロールの方法について解説していきます。
変動費見直しのポイント
変動費は予算を決める

変動費にそれぞれ予算を決めていくことで月にいくらまで使えるのかをまずははっきりさせましょう。
予算が決まっていないと「これ以上使うと生活が赤字」等のリスクに早期に気が付くことができません。
その為ふと月末付近に口座を見て

あれ!?いつの間にかお金めっちゃ減ってる!給料日までどうやって生活しよう…
と気づいて慌てて無理な節約をすることになります。
具体的な予算については給与やライフスタイル(通勤が徒歩なら交通費がかからない等)個人差はあり一概にいう事は難しいですが、
仮に先ほどの『単身世帯の平均支出(円)』の場合だと家賃抜きで月122032円で生活できる予算という事になります。
- 食費:35000円
- 生活必需品(トイレットペーパー等生活必需品):7000円
- 雑費(娯楽、美容、被服、交際費):47000円
これを目安にしつつもう少し減らせそうなところなど自身のライフスタイルや家計簿を見比べながら調整していくことが必要になります。

この後の解説でもこの基準をベースに話を進めていくよ
例えば食費であれば月に35000円で1食当たり約376円となります。
うちの場合お米はふるさと納税で購入し実質1300円で20Kg(詳細はこちら)で1食1合ほど食べるのでお米が1食約10円
1週間おきに買い出しに行くと仮定するなら、1食の食費からお米分を引いて1週間分の食費を計算すると7600円になります。(端数切捨て)
これが食材買い出し1回分の予算になります。(週に1回の買い物前提)
1週間分の食費予算計算式
{376円(1食分)‐10円(米)}×3(一日分)×7(1週間)
この予算内で買い出しを終わらせられるように買い物をすることで変動費をある程度固定することができます。
必要な物はできるだけまとめ買いをする

食材や日用品など生活で毎日必要な物はまとめて購入することも変動費を抑えるうえで効果があります。
お店やネット通販を覗いているとつい必要無い物まで買ってしまうという経験はありませんか?

うちも妻と買い物に行くとお菓子をねだられたり私もついお酒を飲みたくなっちゃうんだよね…
買い物の回数を減らすことで物理的に不要な物を買う頻度を減らすことができます。
さらに1人暮らしの自炊の場合は数日分の作り置きなどを活用しないと食材を無駄にしてしまうことに繋がります。
そのためそもそもそんなに頻繁に買い物に行く必要がありません。

そうはいっても1週間分の食材の量や日用品をどのくらい買っておけば足りるかなんてわからないよ
特に食材なんて使い切る自信がない…
そう感じる方も見えるのではないでしょうか?
そんな時、日用品で使用期限がない物であれば最初予算が少し余るくらいの計算で買っておきましょう。
そうすることで足りなければ残しておいた予算で対応すればいいし、多ければ次回分に取っておくという選択肢をとることができます。
その経験を踏まえながら購入数を調節していきましょう。
楽天市場などを上手く活用すればポイント還元等を利用してお得に購入することができるのでおススメ
食費を下げる基本は作り置き

自炊は作り置きを活用して食材を無駄なく使い切りましょう。
一人暮らしの自炊が高くつくと時々言われるのは毎日作ろうとするから。
毎日献立を考え1食分作るとなるとかなり計画的に作っていかないと食材が余ってしまいます。
結果食材を無駄にし食材の単価が実質的に上がってしまいます。
1週間分の食材を購入したら休みの日などまとまった時間が取れるときにまとめて調理
1食や1日ごとにタッパーに入れて冷蔵庫や冷凍庫で補完することで1人暮らしでも食材を無駄なく使い切ることができます。
さらに、1人暮らしだと夜仕事から疲れて帰ってきた日でも温めるだけで食事がとれるので時短の意味でもこの方法はおススメです。
3~4品程作っておいて7日分に分けておけばローテーションして飽きることなく食べることも可能

毎食カップ麺やもやし生活より食生活の満足度も上がるよ
浪費を抑える2つの方法

その瞬間は欲しくなってしまい買ったけど後々になって考えたら
「なんで買ったんだろ…」
そんな浪費を抑えるには予算を決める事の他に
- 購入の手間を増やす
- 買う物の金額を時給に置き換えてみる
この2つの方法を試してみましょう。
順に解説していきます。
購入の手間を増やす
浪費につながるお金については少し手間がかかる方法で決済をするようにしましょう。
最近はゲームの課金などクレジットカードの他にPayPay等でも支払えるようになりお金を使う手間が少なくなってきました。
ですがボタン1つで家からでも買い物が出来ると衝動的に欲しくなった時に考える時間もなく購入できてしまいます。
その為浪費になりやすいものについてはネット上で完結させずコンビニに行ってプリペイドを購入する等あえて手間のかかる方法を行うようにしましょう。
ダイエットや副業、節約など面倒くさい事ってどうしても続かないですよね。
浪費癖は欲しいものが簡単にお金が使えるからこそ習慣化してしまいます。
だからこそお金を使うための手間を増やすことで浪費の手間を増やして継続のハードルを上げることで浪費癖を抑えることができます。

悪い習慣は手間を増やして改善しよう
購入するものを時給に置き換える
欲しい物の金額を時給に置き換えて考えることで自身の価値基準をはっきりさせることができます。
例えば1万円の服が欲しくなったとしましょう。
仮に今の時給が1000円の時その服を買うためにはあなたは10時間働かなければその金額は稼げません。
それを買うためだけにあなたは10時間働けますか?
もしその物を想像しながら10時間モチベーションを維持した状態で働けたのであればそれはあなたにとって買うだけの価値があるのかもしれません。
予算の範囲もしくは予算から積み立てた範囲内であれば購入してもOK
- 友達がみんな持ってたから買ったけど結局ほとんど使っていない物
- その時はすごくテンション上がってつい買っちゃったけど冷静になって考えるといらなかったなっていう物
- 暇つぶしに買っちゃったお菓子屋お酒、漫画
これら全てあなたが汗水たらして働いたお金で買った物になります。
苦労して手に入れたお金せっかくなら満足度の高いものに使いたいですよね。

浪費をコントロールするポイントは自分にとって何が大切で何がそうでないかをはっきりさせる事
お金は有限です。
衝動的な物も含めて欲しい物を全て買っていたらいくらあってもお金は足りません。
余分な物は買わずに自分にとって1番大切なものに限られた予算を集中させることで無駄なくあなたのお金を満足度が高いものに回すことができるようになります。

予算を決めてその範囲内で最大限楽しめるよう自分の中での価値基準をはっきりさせて優先順位をつけよう!
変動費を削減・コントロールする上で大切な事
ある程度お金が貯まるようになるとついストイックに浪費を削り取ろうとしてしまうことがあります。
ですが大切なのは浪費を消すことではなくバランスをとること
浪費はある程度生活に必要な物です。
適切な浪費は心や人生を豊かにしてくれます。
- 大切な友人との交友
- 生き甲斐とも言える大切な趣味
こういったものは完全に取り除いてしまうと心に大きなストレスがかかってしまいます。
大切なことは予算をはっきりさせその範囲内で楽しむこと
節約し貯蓄をすることも大切ですが、自分が1番大切にしているものにお金を使うことも大切です。
そのために娯楽費などの予算の中で自分に一番大切なお金を使うところとそうでないところのバランスをと取ることが変動費を見直すうえで重要です。
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