- 貯金がしたいけど中々貯められない
- 節約に取り組みたいけど何から減らしたらいいのか分からない
- 貯金はしたいけど収入が低くてあきらめかけている。

貯金したいけど中々貯められなくていっつも途中で挫折しちゃう
給料も低いし貯金は無理なのかな
こんな悩みをお持ちではありませんか?
実はこれ貯金を本格的に始める前の私が実際に考えていたこと。
その結果食費を無理に削ったり、大切なものを売りに出すなど無理な節約に手を出して挫折しちゃうんですよね。
ですがお金はちょっとしたコツ
- 家計簿でお金の流れを見えるようにする
- 支出の無駄がないかを見直す
大きくこの二つを実践習慣化することで無理な節約をしなくても貯められるようになります。
前回はお金の流れを無理なく継続して見えるようにする方法について紹介しました。
今回はそんなコツの中でも2番目の「支出の無駄を見直す」
その際に生活の満足度を下げずに固定費を見直すにはどうしたらいいのかについて解説していきます。
この中の内容を実践することで貯金を無理なく毎月行うことができるレベルまで支出を抑えることができる内容となっていますので是非最後までお付き合いください。
固定費を見直して無理せず支出を下げる

節約する上で固定費を下げるという方法は非常に効率的
例えば毎日電気をこまめに消したり、食費を半額弁当やいろんなスーパーを回って安い食材を買いまわるのと違い最初の手間さえ乗り越えれば毎月の支出を自動で下げてくれるからです。
仮に月に1000円の固定費であっても年間だと1万と2000円
1万円なら12万円もの金額になります。

年収を1万円上げるのと年間支出を1万円下げる
固定費を見直せば後者の方が実は簡単♪
そんな固定費見直しですが普通の節約と同様注意すべきことが1つ、それは…
何でもかんでも削減しないということ
皆さんは何のためにお金を貯めていますか?
- 家族の生活のため
- 大好きな趣味のため
- 老後の暮らしのため
- こどものため
理由は様々あれど結局は幸せになるためにお金を貯めていますよね
心身の健康を保つうえで必要不可欠な物や自身にとって満足度の高いものを削減し体や心の健康を壊してしまっては幸せにもなれませんし治療のためにかえって沢山のお金が必要になり本末転倒
そういった意味からも心身の健康を損なうような固定費削減は行わずに行きましょう。
私のブログの中での削減の基準は大きく3つ
- 見栄での支出
- 契約(購入)したけど殆ど使っていない物
- 生活には必要だけど満足度を下げずに価格を下げられるもの
細かい内容については各章にて解説していきますが、この3つを基準に解説を進めていきます。
大きな固定費から見直す

家賃を見直そう

家賃を見直すポイントは自分の今の部屋の条件を見直す事
仮に単身1LDK、岡崎市で家賃5.6万円の想定をします。※1
まず今の条件で
- ここは妥協してもあんまりストレスがないかな
- ここは妥協すると心身の健康に関わる
というものに当てはまるものを見ていきます。

今から出すのはあくまで参考
全員に当てはまるものではないから自身の価値観や希望とよく相談して決めよう
例えば…
- 余裕をもって1LDK にしたけど1Kやワンルームでも問題なく暮らせそう
- キッチン結構広いけど正直電子レンジとお湯さえ沸かせれば完結するな
- 今駅から徒歩数分だけど自転車で10分圏内くらいまでなら別に気にならないかな
このくらいの感覚で見直していきましょう。
物件情報を調べてみてよさげな物件があったらラッキーくらいの感覚でOK
何度も言いますが固定費を減らすことにこだわりすぎて
- 職場や駅まで何時間もかかる
- 治安が悪い地域
- ボロボロで床が抜けたり隙間風が入る
このような心身の健康を著しく脅かすような削減はせず見直してみてちょうどよさげな物件があったら検討しようくらいの感覚から始めていきましょう。
中には敷金や礼金などが気になる方、今の賃貸で修繕費や退去費用が気になる方も見えるかと思います。
敷金礼金についてはない物件を探すかもしその物件に引っ越した際今の家賃との差額で何か月あればチャラにできるかで考えて納得いく範囲で行っていきましょう。
実際上の例で岡崎市の1Kの賃貸に引っ越して仮に家賃4.6万円に※1
敷金礼金が仮に50000円としたら5か月あれば十分に元が取れます。
また、修繕費用については引っ越し前に修繕が必要なポイントをチェックして火災保険を利用することで抑えることができます。
私も過去に備え付けの冷蔵庫の中にある卵ホルダーを割ってしまったことがありましたが火災保険にはこうした据え置きの家財やカーテン、壁紙、フローリングなどにも適用できるものもあります。
火災保険についてはアパート契約時に加入しているかと思いますので保険会社、あるいは管理会社や大家さんに確認を取ってみましょう。
保険を見直そう

保険の見直しのポイントは貯金では対応可能かどうか。
自動車保険や火災保険についても事故や火災が起こった際数千から下手をすれば億単位のお金が必要になります。
こういったものについては保険が必要になります。
生命保険であれば仮に自分が事故などで他界した際残された家族の生活費や子供の学費等1000万単位の非常に大きなお金が必要になります。
ですが単身の場合には生活が困窮する可能性のある家族がいないので必要性が低下
最後に医療保険を見てみましょう。
現在日本では高額療養費制度という高額医療を受ける際の支払額を抑えてくれる制度や国民健康保険、社会保険により多くの治療費が3割負担となっています。

でも医療保険には入院中毎月お金を支給してくれたり手術のお見舞金もあるよ
いざという時の資産にもなるんじゃないかな?
そう考える方も見えるかと思います。
医療保険のプランで4社程見比べてみての補償内容の傾向としてまとめてみると次の通りに
(参考:4月更新!2023年最新医療保険おすすめ比較ランキング (konohoken.com))
※共通して見られた項目に絞っています
入院一日当たり:5000円(継続した1回の入院60日)(通算1095日)
手術給付金:【入院中】1回につき5万円(一番高いところで25万円)
【外来】1回につき2.5万円
これをみてもおっしゃる通り2か月の入院で30万程そこに入院が重なれば55万程の給付を受けられるのでその金額は大きいかもしれません。
当然家族構成、年齢、性格等により必要な生活費や入院や手術が必要になるリスクが大きい等事情は様々で医療保険があった方が安心な方も見えるかと思います。
それでも医療保険のプランや会社を見直して今の自分に一番合った保障と料金のバランスに落ち着かせることで支出の無駄をなくすことはできるので一度自身のプランを見直してみることをお勧めします。
プランの中には
仮に備えていたリスクが発生しても十分貯金で対処可能な物等がありそういったプランを見直す事でも月の支出を下げることができます。
また、今回は医療保険を例に解説しましたが学資保険等他にも保険はあるので自身が加入している保険、これから加入予定の保険については本当に必要か、自分に合ったプランかどうかは定期的に見直していきましょう。
通信費を見直そう

通信費、とりわけスマートホンの利用料金は格安SIMに乗り換えるだけでも7000円近く削減することができる代表的な固定費
細かい各メーカの比較や格安SIMに関する詳細はこちらの記事で解説しているのでここでは割愛しますが
実際に私自身月のスマホ代を2000円台まで下げることができました。

元が1万円程だったのでただ乗り換えるがけで月に7000円の節約に
乗り換えの手間が有るので面倒に感じるかもしれません
ですがその手間を1度乗り越えるだけで何もしなくても月の通信費を抑えてくれるのでおススメです。
サブスクを見直そう

サブスクの見直しはこれまで紹介してきた中で最も取り組みやすい固定費削減方法
その方法は自身が契約してほとんど使っていない物を中心に見直していくこと。
dアニメやアマプラ等アニメや映画のサブスク関係は月500円程とお手軽な価格でつい契約しがち
ですが2つ契約すれば1000円、3つなら1500円と積み重なると意外と大きな金額になっていきます。
- どうしても見たくて契約したけどそれ見終わったらあまり使わなくなったもの
- ゲームやその他の月額制でしばらく使っていない物
こういった物を解約して必要になったら再度契約するなど工夫することで固定費を大きく下げることができます。
ただし何でも解約するのではなく、頻繁に使用しているもので月額を払った方がお得になる場合
仮に映画観放題であれば毎日映画を見るのが楽しみでレンタルするよりサブスクの方が月の支出を抑えられる場合、
今とてもはまっていて楽しく遊んでいるゲームの月額課金などは無理に解約する必要はありません。
大切なのは
- しばらく使っていない
- 使用頻度が少なくて単発で借りた方が安い
- 逆に頻度が高すぎて買った方が安くつく
こういったものを選択して削減していくことで生活の満足度を下げずに固定費を削減することができます。
光熱費を見直そう

電気代やガス代も乗り換えるだけで月々の利用料を下げることができます。
今は電気の自由化に伴い楽天やau等多くの企業が参入してきて自分で電力会社を選べる時代に
しかも電気やガスは会社を乗り換えたからと言って使用感や質が変わることはなくストレスなく節約が可能な項目です。


私自身試しに以前契約していた会社で見積もりを出してみたところ1番安いところで年間2万円もの節約が可能とのこと。
電気会社の乗り換えは一見面倒くさそうですがネットで完結するので意外と簡単です。

うちは楽天電気に乗り換えの際ネットで必要事項を記入して送信したら後は自動で切り替わったよ♪
それでもまだよくわからない方
シミュレーションはタダなので自身の電気料金がどのくらい安くなるのか是非試しに調べてみてください。
ふるさと納税で実質納税額を下げる

ふるさと納税では支払う額を抑えるのではなく、返礼品やその他得点を上手く活用して実質の住民税や所得税を軽減させることができます。
実質2000円の事務手数料を支払うことで払った分翌年の納税額に対して控除が受けられ、さらに返礼品がもらえます。
内容についても日用品、食材、各種レジャー施設の割引券など多義にわたり自身の欲しいと思った返礼品で選ぶこともできます。
ふるさと納税を行って納税し、返礼品で普段よく使うものなどを貰って生活費を下げる
うちではこうすることで60Kg程のお米を実質負担3900円程に抑えることができました。

具体的な方法は詳細記事の中で解説しているよ
上手く活用すれば日用品や食費を大きく下げることも可能になるのでふるさと納税はおススメの制度です。
余裕があったら見直したい小さな固定費

付け替えるだけで光熱費を下げるアイテム

付け替えるだけで光熱費を下げることができる代表的なアイテムとしてLED電球や節水シャワーヘッドがあります。
LEDに関しては最近は備え付けの場合も多いですが交換するだけで年間2000~3000円程の電気代の削減
また、LEDは寿命が非常に長いので交換コストも下げることができます。
節水シャワーヘッドも交換するだけで水道代を減らしてくれるアイテム
こちらは商品によっても多少の差はありますが年間で数千円程度の節約になります。

この二つについては大きな固定費と比べると効果としては少ないので先に大きな固定費を見直して余裕があったらやってみるくらいの感覚で大丈夫
また、冬の寒い時期などは暖房を電気毛布に換える事でも電気代やガス代を大きく下げることができます。
エアコンが1時間当たりの料金が12円程なのに対し電気毛布は1円程
約10分の1ほどになります。
完全な切り替えは難しくても上手く組み合わせていくことで電気代を節約することができます。
何となくで毎日買っているものをチェック

特に理由はないんだけど何となく習慣で毎日買っているものはありませんか?
これは人によって変わってきますが私の場合は職場での缶コーヒーでした。
私は毎朝職場で缶コーヒーを買うのですがそれが1本100円朝、昼、帰りの計3本
仮に1日300円で20日出勤したとしたら月6000円、年間72000円もの支出になります。
この缶コーヒーについては私自身特に好きでも特別な意味もなく惰性で買い続けていたので今はこれを辞めることで支出を大きく下げることができました。
今回は缶コーヒーでしたが人によってはコンビニに寄った時につい買っちゃうお菓子、特に飲みたいわけでもないけど何となくで飲んでしまうお酒等様々
こういった支出を見直すことでもある種定期的に買っていた物が無くなり長期の視点では大きな節約になります。

だけど生活の一部になっていてなくなるとストレスが溜まってしまうなら無理に削らず頻度や代替品等を上手く調整してみよう。
最後に
今回は固定費の見直しについて解説してきました。
固定費は1度見直しておくだけで継続して自動的に支出を下げ続けてくれるため生活の満足度を下げず、ストレスも貯まりにくいおススメの節約法
逆に無理な食費の節約やストレスの大きな節約に走ってしまうと長続きせず場合によってはかえって支出が増えてしまうことに繋がります。
ある程度のラインまで節約するための余裕ができてきたら他の方法、収入を上げる事や資産運用を視野に入れていくことで無理なく資産を増やしていきましょう。
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